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第5回:ネット社会の呪い術 呪いをかける人が増えれば、呪われる人も増え続ける

■政治にも活用されていた古代ローマ時代

ローマ時代、歴代ローマ皇帝たちは呪いの効果の大きさに恐れを抱き、市民が呪いを利用して、自分たちを呪うようなことがないように、広く呪いを取り締まりました。 呪いを行うことだけではなく、呪術の学術的な研究も厳しく禁じました。その一方で、自分たちは専属の呪術師を雇い入れ、プライベートから政治に関することまで様々な形で呪いを活用していたのです。 とくに第5代ローマ皇帝のネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクスは妻のボッパエア・サビナとともに、あらゆることを専属の呪術師に相談していたと言われています。

■呪いをかける人が増えれば、呪われる人も増え続ける

あらゆる人間関係は呪いによって変えることができるものだと古代から信じられてきました。そしてそれは、現代においてもひそかに利用されています。しかし、そのことを知る人はおそらく少ないでしょう。さらに、その呪いによって自らの運命も少しずつ変えられていることに気づいている人は、もっと少ないはずなのです。

5000年もの歴史を持つ呪い。エリザベス女王一世が自ら指導して1563年に作らせた「呪い術禁止法」は、1951年にイギリスで廃止され、法的には自由に市民が呪いを利用できるようになりました。それから半世紀が過ぎ、ネット社会の到来によって、これまで影を潜めていたように見えていた「呪い」が表舞台に復活してくる兆しが見えています。これまで、一部の人たちしか依頼できなかった呪術師に関する情報も誰もが容易にアクセスできるようになりました。もしかすると、呪いはいま、歴史的にもっとも活況な時代に突入しているのかもしれません。もしもそうなら、呪われている人の数も確実に増えているはずで、その数は間違いなく、今後も増え続けていくことでしょう。

あなたがいくら正しい信念に基づいて生きようとしても、あなたの道を邪魔する者があらわれるかもしれません。あなたの人生に思いも寄らないトラブルが舞い込んでくるかもしれません。たとえ大きな成功を収めても、あなたの成功を妬む者もたくさんあらわれることでしょう。

人生はサバイバルゲームであり、毎日が戦争なのです。呪術によって、いつあなたが(社会的に)呪い殺させる日が訪れても不思議ではないのが現代なのです。呪い殺される前に呪いを封じ込める呪いで防御する、呪い殺される前に相手を抹殺する、そのようなことを真剣に考えなければならない時代にいるのかもしれません。もしかしたら、人類はいつでも、そんな時代を生きているのかもしれません。





【連載】呪いとは何か? 目次

【第1回】呪いの歴史について
【第2回】アルフレッド・アドラーと呪い
【第3回】恋愛成就にも効果を発揮する! 呪いの種類について
【第4回】恋愛の呪い 恋心を抱く相手を思い通りに操る呪い
【第5回】ネット社会の呪い術 呪いをかける人が増えれば、呪われる人も増え続ける
【第6回】「人を呪わば穴二つ」は本当か?
【第7回】呪いを解く呪い「解呪術」について
【第8回】運気を上げる呪いについて




 
 

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