【連載】呪い代行 | 第0-1回：【極呪(呪い代行)】聖鳴が思う祈祷師とは？僧侶との違いなど

こんにちは。極呪(呪い代行)で「祈祷」の依頼など承っている聖鳴(せいめい)と申します。職業は「祈祷師」「呪術行者」「銭易八卦六十四卦占い師」など。（大阪出身の大阪在住です）今回、私・聖鳴(せいめい)が思う祈祷師について書いていきます。祈祷師と聞いて何を思い浮かべますか？僧侶との違いなどについてもご紹介します。

祈祷師とは？

祈祷師の定義から見ていきましょう。一般的には、知識のある者が、文化・宗教的背景のもとで儀式として祈祷（祈り行為）を行うことです。大昔から、人々は天に祈ることで、人の力ではどうしようもないことを実現させようとしてきました。この祈り行為は、やがて集団生活の中でも見られるようになり、中には集団の中心になったり、専門的な役割を担ったりする人まで現れました。集団生活があり、平和や安全を祈る必要があったからこそ、専門的・職業的に祈りを行う祈祷師が誕生したのです。ちなみに、日本において、歴史史上初期の祈祷師は「巫女」でしょう。「巫女」の中でも代表格があの有名な邪馬台国の「卑弥呼」です。

祈祷師は社会の発展や拡大と共に人数を増やし、徐々に地位を確立させていきました。祈祷師にできること。有名な祈祷師でも出来ないことはある？多くの場合、祈祷を行ってから実現されるまでに時間がかかると言われています。祈祷師はそれぞれの能力に加えて、体力面や精神面の強さも必要とされており、どれだけ「命をかけて祈れるか」が大事だと思っています。点で祈るのではなく、面で祈る必要があるのです。祈祷師によって信念の強さや実力も違うので、「どの祈祷師に頼んでも必ず効果が出るか」と言われると保証はできません。

なかには不十分な知識と実力しか持ち合わせていない偽物の祈祷師もいることでしょう。だからこそ、祈祷師についてしっかり理解していただく必要があると言えます。実際、「どうせ祈ってもらうのなら、有名な祈祷師がいい」ということで、「祈祷師有名」で検索をかけている人も少なくないです。ただ1つ言いたいのは、いくら有名で評判のいい祈祷師だからといって、必ずしも強い信念があるとは言えませんし、効果の有無も分かりません。どんなに有名な祈祷師でも、できないことはあるでしょう。

私・聖鳴(せいめい)は極呪(呪い代行)で活動しており、TVに出演したこともあるのですが、それでもやはり100％の効果は保証していません。しかし、どの祈祷・呪術においても100％を目指し、それを誓願として行っています。やはり結果が全てだと思うので、いかなる場合も逃げることはできないのです。（後述する僧侶との相違点です）私の場合は、15歳から修行を始め、修験神妙道を創始しました。このような経験に加え、”どれだけ信念と信心極端に言えば命をもかけて祈れるか”という点を見ていただければと思います。